三井ホームが得意とする「断熱材」の拘りとは?
三井ホームが建てる住宅の特徴の一つとして挙げられるのが、断熱材へのこだわりです。屋根・サッシ・外壁・床下までしっかり断熱を行っており、UA値は0.41が標準仕様となっていて断熱性能には問題ありません。
屋根面に採用されているのが、高い断熱性能と強度を備えた構造用面材ダブルシールドパネルになります。ダブルシードパネルはビーズ法ポリスチレンフォームという断熱材と、広葉樹のチップを集成した木質ボードを両面から接着しサンドイッチ構造になっている屋根断熱パネルです。
三井ホームでは、この断熱構造材を標準仕様として採用しています。家づくりで断熱を行うためには壁・屋根・窓が重要ですが、三井ホームは屋根に注目することで効率的な断熱を実現しています。他のメーカーでは天井断熱が採用されていることが多いですが、屋根断熱のほうが室温を一定に保ちやすいためです。
一般的な天井断熱の場合、屋根と天井の間の小屋裏に日光で暖められた空気がこもってしまい、日中はもちろん、夜も室温が下がりにくくなります。屋根を断熱することによって、暖かい空気自体ができにくくなり、空調効率もよくなるのです。
また、ダブルシールドパネルを採用することで、小屋裏に空間を作ることができます。この空間を収納やロフトなどに活用でき、勾配屋根にして開放的な空間にすることも可能です。安定した室温を保てるため、色々なものを収納できるのも嬉しいポイントになります。
それ以外にも、スロープシーリングの大空間や吹き抜けを作ることができる、一定の室温によって結露が発生しにくいというのも大きなメリットと言えます。
全館空調を導入するときにも、屋根断熱は重要な意味を持ち、住宅全体の空調を行うということは、住宅の断熱が電気代に大きく影響してきます。電気代を安く抑える施工方法にもこだわることで、高い気密性を確保しているのです。
加えて、屋根の断熱材にこだわっているだけではなく、外壁・サッシもしっかり断熱できる素材が使われています。外壁に使われているのがロックウールで、耐火性が強く保湿性に優れます。
ロックウールの厚みは14cmで、厚みが住宅の断熱性能に大きく関わっています。耐水性があって結露を防ぐことができ、快適な温度を保ちやすい素材です。サッシはアルミ樹脂複合サッシが使われていて、熱を伝えにくい素材のため冬場に外気でサッシが冷たくなることを防げます。
このように、三井ホームは断熱へのこだわりが満載です。